初めてHistcopyを使う方向けに、インストールから一番シンプルなバックアップ設定を行うまでの手順を解説します。
インストール
ステップ1:ダウンロードしたファイルを開く
ダウンロードしたHistcopy3.2.zipファイルを解凍すると、中にsetup.exeとsetup.msiというファイルが入っています。

ここではsetup.exeをダブルクリックして実行してください。
ステップ2:インストールを開始する
setup.exeを実行すると、まずこの画面が表示されます。

「インストール」をクリックしてください。インストールが完了すると、自動的にHistcopyのセットアップが始まります。
※この画面が表示されない場合は、すでにランタイムがインストールされているため、次のステップに進んでください。
ステップ3:セットアップウィザードに従う
セットアップウィザードの画面が表示されたら、「次へ」をクリックして進めていきます。


途中でインストール先のフォルダを選択する画面が表示されますが、特別な理由がなければそのまま「次へ」をクリックして問題ありません。


最後に「インストールが完了しました。」という画面が表示されたら、「閉じる」をクリックしてください。

インストール後、「再起動が必要」というメッセージが表示されたら「はい」をクリックしてPCを再起動します。
バックアップ設定
ステップ1:設定画面を開く

PCの再起動後、Windowsのスタートメニューから「Histcopy 設定」を探してクリックしてください。
ステップ2:バックアップタスクを追加する

設定画面が表示されたら、画面上部の空白のエリアで右クリックし、メニューから「追加」をクリックします。
ステップ3:タスク名とコピー元・コピー先を設定する

新しく追加されたタスクの設定画面で、以下の項目を設定します。
- タスク名: 自由に分かりやすい名前をつけましょう。
- スケジュール: バックアップを実行する頻度を選びます。今回はシンプルな設定なので、「3時間毎」のまま進めてもOKです。
- コピー元: バックアップしたいフォルダを選びます。右端の「...」ボタンをクリックしてフォルダを選ぶのが簡単です。
- コピー先: バックアップしたデータを保存するフォルダを選びます。同様に「...」ボタンから選びましょう。
ステップ4:設定を保存する
設定が完了したら、画面右上の「×」ボタンでウィンドウを閉じます。

「変更内容を保存しますか?」と表示されたら、「はい」をクリックして設定を保存します。
これで、基本的なバックアップ設定は完了です!設定したスケジュールで自動的にバックアップが実行されます。
補足
複数のフォルダをバックアップしたい場合

複数のフォルダをバックアップしたい場合は、タスクの設定画面下部にある「操作」欄の空白エリアで右クリックし、「追加」をクリックして行を追加できます。
バックアップの実行前後に一時停止したい場合

バックアップの実行前に一時停止したい場合は、メッセージ欄の「開始時」にチェックを入れ、表示内容を入力します。
バックアップの実行後に一時停止したい場合は、メッセージ欄の「終了時」にチェックを入れ、表示内容を入力します。
おすすめ設定

- 3時間毎バックアップ
- スケジュール:3時間毎
- メッセージ(一時停止):なし
- バックアップ先:できればローカルの増設SSD。他には常時接続の外付けUSB SSD、内蔵SSDで別フォルダ(C:\Backup等)など。
- 目的:誤削除対応(履歴を細かく取って任意のバージョンに戻しやすくする)
- 週毎バックアップ
- スケジュール:1週間毎
- メッセージ(一時停止):あり
- バックアップ先:外付けUSB SSD。バックアップ前に接続し、バックアップ後に取り外す。
- 目的:PC故障、ランサムウェア対応